乳酸菌を摂取してかゆいアトピー性皮膚炎を改善する

アトピー性皮膚炎(以下、アトピー)は、一度発症すると完治するのが難しい炎症です。しかし、乳酸菌を用いることで、アレルギー体質を変えてアトピーの症状を緩和することができます。
乳酸菌は薬ではないので、「アトピーに直接作用する」というものではありません。しかし、便秘を改善することで皮膚の回復を早めたり、免疫力を高めたりすることで、アトピーの症状を和らげることができます。

アトピーは皮膚の免疫力が低下している状態

皮膚の免疫力とは、「バリア機能」のことです。

バリア機能とは、皮膚より内側の組織を守るために皮膚にもともと備わっている機能です。外部からの異物の侵入や、乾燥を防ぐ働きがあります。
アトピーの方は肌のバリア機能が低下し、些細な刺激や気候などの影響を受けやすくなってしまっている状態です。

また、肌の生まれ変わり(ターンオーバー(※1))が低下することで、肌がきれいな状態に戻るのに時間がかかってしまいます。

(※1)肌は一定の周期で古い肌が垢として排出され、新しい肌と入れ替わっています。これをターンオーバーと言います。

乳酸菌のアトピーを改善する効果

便秘を改善して症状を緩和する

腸内に老廃物(便)が溜まっていると、悪玉菌によって老廃物の腐敗が進んで有害ガスが発生します。このガスは血液に乗って全身を巡り、肌ではバリア機能の低下やターンオーバーの低下を引き起こします。便秘はアトピーの症状を悪化させる原因になるのです。

乳酸菌は、腸内で善玉菌の働きを助けることで、腸内環境を改善する働きがあります。乳酸菌によって善玉菌が活発になると、悪玉菌の働きが抑えられ、便秘が改善されます。

便秘が改善されると、アトピーの症状の緩和につながります。肌のバリア機能が高まることで症状の悪化が抑えられ、ターンオーバーが正常に行われることで肌の回復が促されます。

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免疫力を高めてアトピーの悪化を防ぐ

アトピーは体内の免疫システムの異常でもあります。

腸には体内の6割以上の免疫細胞が集まっていて、体内の免疫システムに大きな影響を与えています。
腸内環境の悪化は肌の免疫機能の低下につながり、アトピーにも悪影響を与えると考えられます。

乳酸菌で腸内環境を整えて、アトピーの悪化を防ぎましょう。

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