コレステロール値が気になりだしたら乳酸菌がおススメ

乳酸菌といえば、便秘や下痢などのお腹のトラブルを解消する効果が知られていますが、コレステロール値を下げる働きもあることがわかっています。

乳酸菌はコレステロール値を下げる作用がいくつもある

乳酸菌がコレステロール値を下げる作用は、大きく分けて3つあります。

  • コレステロールが原料である胆汁酸の生成を増やす
  • 腸でコレステロールの再吸収の量を減らす
  • 肝機能を高めて悪玉コレステロールの生成を減らす

乳酸菌の摂取によるコレステロール対策は、3つの作用によって、健康的にコレステロールを下げられるのです。

乳酸菌のコレステロール値を下げる働き

胆汁酸を排出してコレステロール値を下げる

胆汁酸とは、食事などで摂取した脂質を吸収しやすくするために分泌される胆汁の主成分です。胆汁酸は肝臓でコレステロールを原料として作られています。

乳酸菌の働きの1つに、「胆汁酸を体外へ出す」というものがあります。胆汁酸は肝臓で作られていますが、量が減るとすぐに生成されます。胆汁酸が乳酸菌によって排出されると、不足した胆汁酸を補うためにコレステロールが消費されます。すると、体内のコレステロールを減らすことにつながります。

コレステロールの排出を促す

体内のコレステロールは血液に乗って全身を巡った後、再び腸から再吸収されて循環しています。乳酸菌を摂取すると、このコレステロールの再吸収を抑えて排出を促進するのです。

乳酸菌をはじめとした善玉菌は、コレステロールを腸壁から吸収されにくい物質に変える働きがあります。腸壁から吸収されなかったコレステロールは、そのまま便とともに排出されます。腸の善玉菌の数が増えればそれだけこの作用が強まるので、コレステロールの減少が進みます。

腸内環境の改善がコレステロール値を下げる

肝臓の機能がコレステロール値を左右する

血中のコレステロールが増える原因に、肝機能の低下があります。

肝臓の機能が低下すると、全身にコレステロールを運ぶ働きがある悪玉コレステロール(LDL)の生成が増え、古いコレステロールを回収する善玉コレステロール(HDL)の生成が減ってしまいます。肝機能の低下が、血中のコレステロール値を高める原因となるのです。

つまり、肝臓の機能を高められれば、LDLとHDLがバランス良く生成されるので、コレステロール値が正常化できるのです。

乳酸菌の整腸作用で肝機能を高める

肝臓の役割の1つは、身体の毒素を無害化することです。乳酸菌によって腸内環境が良くなると、腸の老廃物が腐敗して分泌する毒素の量が減少するので、肝臓の負担が減少します。その結果、肝機能を高められるのです。

詳しくはこちら→乳酸菌を摂取すると肝機能障がいを予防できる