乳酸菌を摂取すると肝機能障がいを予防できる

乳酸菌は、腸内環境を整えることで腸と関係がある肝臓の負担を減らします。そして、負担を放置することで起こる肝機能障がいの予防に役立ちます。

乳酸菌が肝臓に有効なわけ

乳酸菌は、腸内環境を整えて腸の機能を高める作用があります。これがじつは肝臓の負担に大きく関わっていて、以下のような関係があります。

  • 腸内環境が整うと、腸内の便が腐敗して有害物質を放出する前に体外へ排出できる
  • 腸管のバリア機能を高めることで、有害物質が肝臓に移行するのを防ぐ
  • 腸の機能が高まれば肝臓が活性化する

このように、さまざまな作用によって乳酸菌は肝臓の負担を減らし、肝機能障害を予防します。

乳酸菌で肝臓の負担を減らす

腸内環境が整うと肝臓の負担が減る

乳酸菌を摂取すると、腸内環境が良くなって腸の機能が高まります。すると、腸の活動が活発化するので、老廃物(便)が腸に長時間滞在することなくスムーズに体外へ排出されます。

便秘になると、腸内で腐敗した便から発生する有害なガスが、身体を循環します。肝臓は、血液中の有害物質を解毒する作用があるので、血中に有害物質が多く含まれていると、それだけ負担が増えます。

乳酸菌の作用によって腸の機能が高まると、便秘が改善されます。便が発する有害ガスの解毒という仕事が減るので、それだけ肝臓の負担が減ります。

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腸管バリアを高めて肝臓の病気を予防する

腸には腸管を守るバリア機能が存在しています。これが、腸壁を通過して病原体や有害物質が身体へ侵入することを防いでいます。しかし、腸内環境が悪いと、腸管バリア機能が低下します。すると、病原体や有害物質が血液に混じって身体を巡ります。
体内で有害物質の解毒処理を行っているのが肝臓です。腸管バリア機能が低下すると、その分肝臓の負担が増えてしまいます。

乳酸菌には、腸内環境を整えて、腸管バリア機能を高める働きがあります。

肝臓は我慢強い臓器ですので、少々肝臓に負担がかかったくらいでは自覚症状がありません。普段から腸管のバリア機能を高めて肝臓に負担をかからないようにしておくことが、肝機能障がいの予防になります。

腸が活性化すれば肝臓の疲労が回復する

腸は栄養を吸収する役割があり、機能が高まれば栄養の吸収率が高まります。すると、肝細胞が必要とする栄養をしっかりと供給できるようになるので、細胞が活性化します。すると、修復能力も高まるので、疲労の回復がスムーズに行えるのです。
また、腸内細菌はさまざまな酵素を作り出していますが、それら酵素は肝臓の働きを助けるものです。